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庄地協の活動や行事、地域の情報を記載しています

今回の研修視察は、8:20庄公民館集合、8:30出発です
天気はご覧の通りの快晴emoji
朝夕は涼しくなりましたが、今日も日中は暑そうです


今回の視察は瀬戸内市邑久町虫明にある「長島愛生園」です
小林会長の挨拶に始まり、バスを走らせること約1時間・・・


この橋(邑久長島大橋)を渡れば長島です
橋自体は200m近くありますが、長島と虫明を隔てる海は
狭いところでわずか30mしかありません
(この橋につきましては、後でもう少し詳しく話します)


カキいかだの風景を見る限り、観光地に思えますが
この島は、国立のハンセン病療養所です
まず最初に訪問したのは「歴史館」
ここは旧事務本館だった所です

残念ながら館内は「撮影禁止」ということで写真はありません
ビデオ視聴、館内見学、職員の方の説明・・・
差別の歴史が、そこにはありました
最後に語り部の方の、ビデオ視聴がありましたが
淡々と語られていましたが、その内容は・・・
信じがたいような内容でした


その後屋外へ、「歴史回廊見学」に出発です


ここは「収容桟橋」
入所者は当初、船から直接長島に上陸していましたが
すぐにこの桟橋が作られ、多くの入所者はこの桟橋から上陸したそうです
ご覧の通り、もう朽ちてしまっていますが、そこに歴史を感じます


ここは「収容所(回春寮)」です
入所者はまずここに収容され、所持品のチェックや体の検診等で
約1週間、ここで過ごしたそうです


回春寮は中の見学も可能でした
広い部屋の中にポツンとベッドが置かれていたのが、少々怖かったです


「監房」です
本来なら療養所には必要のないもの、あってはならないものです
が、当時は国の政策で患者は隔離された状態です
長島から逃げようとした患者さんらは、所長の権限で
この監房に入れられたそうです
残念ながら、監房の上には道が通っており
現在は外壁の一部しか見ることはできません


ここは、横を通っただけですが「目白寮跡」です
明石海人という歌人が入居していた場所です
この島では、こういった文化だけでなく
音楽やスポーツも盛んに行われ、素晴らしい成果もおさめていたそうです


最後は「納骨堂」です
ハンセン病に対する偏見や差別は患者だけでなく
その家族まで巻き込んでしまったため
遺族が遺骨の引取りに来ることは難しくなってしまったそうです
引き取り手のない遺骨が今なお3,500柱以上祀られているそうです


小林会長が花を手向けられ、全員で合掌
死してなお故郷に帰れない無念さを思うと・・・
差別の理不尽さに腹がたつばかりです


約2時間の滞在でした
帰りも「邑久長島大橋」を通って帰ります

橋の話の続きです・・・
昭和6年3月に愛生園に初めての患者が収容されてからは
この水路は人間差別の障壁となり、昭和43年頃、
愛生・光明、両園の自治会で話し合われるようになり
昭和47年には架橋促進委員会が組織されました
その後、各関係機関への陳情を繰り返し
さまざまな問題を乗り越え、約17年間の活動の後
瀬戸大橋開通に遅れること1ヶ月の昭和63年5月9日
隔離の必要のない証としての「邑久長島大橋」が開通しました


その後一行は、牛窓で昼食をとり牛窓の街を散策

寒風陶芸会館に立ち寄り、17時頃庄公民館に戻りました

最後に・・・
説明してくれた職員さんが強く言われてました
ハンセン病は今では治る病気です
確かに伝染病ですが、その感染力は弱く
ここ数年、新たに発症された患者さんはいません
もちろん、隔離の必要もない、普通の病気なんです

現在入所されてる方の多くは80歳を越えているそうです
差別の歴史が、差別と戦った入所者の歴史が
先ほどの収容桟橋と同じように朽ちてしまうかもしれません
それを防ぐためにも、世界遺産登録を目指しているそうです
何かあれば、お手伝いできたらと思います


(END)

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