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先日、近所で飲み会があり
近道ををトボトボ歩いていると・・・


こんな石を発見しました
普通なら草に埋もれてしまって、見えるか見えないか・・・
長く庄に住んでいますが、初めて知りました

近づくと、「船着石」の文字が・・・
船が着く???
最近は気になるとすぐネットで調べる私、結果・・・、発見emoji

倉敷市の北東部に位置する庄は、弥生時代の初めに
 上東遺跡と呼ばれる堆積した土地に文化が開かれ
 楯築遺跡、王墓山古墳が築かれました
 754年には山上に毘沙門天が開かれ、当時の平野は
 一面海でしたが、平安時代から開墾が始まり荘園として栄え
 麓には青江の刀匠が銘刀を鍛えておりました

 ~中略~

 西暦200年代の気の遠くなるようなお話ですが
 神巧皇后が滞在され新羅での戦勝を祈願された場所があり
 息子の応神天皇(誉田皇子)が2歳までお過ごしになったそうで
 縁あり山地の氏神様は、応神天皇を祭っております

 又、古事記によると仁徳天皇が吉備路の黒姫様を
 お訪ねになられた時船で行幸され、この地から
 上陸されたそうで、其の時の船着石が現存しています
という記事を発見しました

ほほぉ~、仁徳天皇が上陸された場所なんですね
その頃は、庄小学校あたりの平地は海だったんですね

ウィキペディアで倉敷市を調べると・・・
紀元前2万年頃は瀬戸内海は陸地と推測され
 1万年前に氷河期が終わり海水面が上昇
 6000年前までに海になった
 もっとも早く村として形成されたとされるのが
 吉備路の南に位置する現在の庄地区北部で
 この周辺はかつて「吉備の津」と呼ばれ
 吉備国の海の玄関であったことから・・・云々」
とあります

明らかに、左の「船着石」と書かれた石は
近年になってから作られたものでしょうが
右の「船着石」と称される石は、なるほどそれっぽい・・・
改めて「すっげぇ所に住んでるんだぁ」と思わされました

と思ったので、今日改めて写真を撮影


下(南東)から近づくと、こんな感じで見えてきます


ちゃんと「船着石」と読めます
横から見ると、少し後ろにのけぞってます
船をつなぐ縄が、つなぎやすかったのかな?

ちなみに・・・

船着石から岡山市街を撮影しました
夏、な~んとこのあたりからは
岡山花火が見えるんですよ
音は聞こえませんが・・・

「船着石」のある場所は・・・
山地に「庄の里団地」があります
その南側に墓地があるんですが
墓地と団地の間に、細い道があります
その道の途中にあります
(地図、●のあたりにあります)


以前記事にしましたが、庄新町入口の「首切り地蔵」
(2012/8/14記載)も含め、まだまだ知らないことが
い~~っぱいみたいです

今、気になってるのは、上東・ポンヌフの北側にある
地蔵群・・・
昔の罪人処刑の跡地だとかも聞きましたが
確定したお話は聞けていません
どなたかご存知の方、教えて下さいemoji


(END)

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» 無題
その庄の里団地に住んでいますが、疑問に思いませんか?上東遺跡の辺りが海岸線だとすると、船着き石の位置が海岸からあまりにも離れすぎているんです。恐らくは海岸近くから運んできたのではないかと思いますし、父の話だと以前(50年くらい前)はもう一段高い場所にあったそうですし、いろんな理由で移動させているんじゃないかと思います。

もしかしたら、山地が吉備海部直にゆかりのある土地なのかもしれませんね。
犬飼崇 2018/10/16(Tue)10:25:16 編集
» Re:無題
>その庄の里団地に住んでいますが、疑問に思いませんか?上東遺跡の辺りが海岸線だとすると、船着き石の位置が海岸からあまりにも離れすぎているんです。恐らくは海岸近くから運んできたのではないかと思いますし、父の話だと以前(50年くらい前)はもう一段高い場所にあったそうですし、いろんな理由で移動させているんじゃないかと思います。
>
>もしかしたら、山地が吉備海部直にゆかりのある土地なのかもしれませんね。

ご意見、ありがとうございます
確かに「船着き石」が移動させた
過去があるという文献(正式なものではありません)を
読んだこともあります
ただ「児島」「水島」「松島」というふうに
島が地名につく箇所はその昔島だったんじゃないかと・・・
「倉敷」でさえ島で、「吉備の穴海」と呼ばれる海が
この付近まであったんじゃないかと思います
まぁ、学者でも何でもありませんので、そのあたりは??ですが・・・
史実を語れば「仁徳天皇と黒姫様」の物語も不確定なものになります
夢のある話、石にしておきませんか?
2018/10/16 11:15
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